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より遠くに速く行けるけのびのやり方(中級者の方向け)

今回は中級者向けの、けのびのやり方について解説していきたいと思います。

今回行うけのびが正しくできるようになると、

・スタートがもっとかっこよくなる

・けのびだけでより遠くに速く行けるようになる

・今後ドルフィンキックやひとかきひとけりなど、水中で使う技につなげることができるようになる

こんなメリットがありますよ!

・けのびを強くしたい方

・もっとかっこよくスタートしたい方

・浮き上がりで負けてしまうという方

は、是非チェックしていただければと思います。

構え方

片足を90度曲げてちょうどぴったり足が壁につくところに立ち、手のひらを重ねて肘を伸ばします。

これで構えはokです。

次に、下に潜る反動をつけるため、そのままのかたちで少し真上にジャンプしながら、大きく息を吸いましょう。

そしてジャンプして落下してきた勢いと、頭をしまうと同時に手の甲で水を上に押し上げる力を使って、水の中に潜ります。

潜る

手をしっかり耳の後ろで組み、両足をしっかり閉じて床と並行になるようにけのびの姿勢を作りましょう。

よくあるけのびの間違いが、水の中に潜る際に、頭だけで潜ってしまい、腰や足が浮き、壁の高いところから斜め下に蹴ってしまう方が多くいらっしゃいます。

けのびは、ゴールに向かって最短ルートをいきたいので、背にした壁に対して直角に、床に対して並行に蹴ることが大切です。

最初構えの際に90度膝を曲げて足の裏を壁につけましたが、その際につけた足の位置でそのまま壁を蹴っていきましょう。

この時に腰が浮いてしまって構えと同じ高さで壁が蹴れない場合は、ちゃんと真上に飛んで手の甲で水を押し上げているか、頭をしっかり腕の中までしまえているか、腰が曲がっていないか注意してみてください。

猫背になってしまうと、腰が浮いてしまうので、終始おへその下の丹田らへんを張るようなかたちで弓形の姿勢のままこの動作を行ってみてください。

膝をおへその方に持ってきてしまってしまうと猫背になりやすいので、気をつけましょう。

膝は限界まで曲げますが、抱え込まずに、膝の皿は進行方向ではなく、床下を向くように構えましょう。

壁を蹴る

説明が長くなりました。

ここでポジションがしっかり取れていればあとはまっすぐ壁を蹴るだけです。

壁を蹴ったあとよりも、このかたちがしっかりとれているかどうかが大切だと思いますので、ここまでしっかりマスターしてくださいね。

かかとは壁につけず、主に土踏まずのあたり、特に母趾球に体重を乗せ、両足を閉じて垂直跳びの要領で、強く壁を蹴りましょう。

よりけのびの飛距離を伸ばすコツは、

ポイント

・しっかり母趾球に体重を乗せること

・膝をやや内側に絞り、やや内股気味に蹴ること

です。

また手の甲で水を押し上げる際に真上ではなく、やや斜め前方に押し上げると、よりお尻と壁の距離が縮まります。

バネの要領で、ここでしっかり縮むと、反動でより強く壁を蹴ることができます。

蹴ったあとは指先、背筋、足先までまっすぐな姿勢を保ち、そのまま水の抵抗を極力抑えたかたちで、蹴った流れに乗りましょう。

このけのびの流れに乗ったまま泳ぎにつなげられると、良い助走をついて、スムーズに泳ぐことができます。

また今後ターンや飛び込みもやりますが、このけのびが上手にできると、ターンや飛び込みもうまくできますので、スタートする度に、しっかりけのびを意識して練習してみてくださいね。

まとめ

以上けのびのやり方でした。

では今日の大事なポイントのまとめです。

ポイント

・腕を耳の後ろで組むこと

・床に対して並行、壁に対して垂直に蹴ること

・背筋を常に伸ばして蹴ること

・蹴ったあとも指先から爪先まで真っ直ぐの姿勢を保つこと

このあたり特に気をつけてやってみていただければと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

動画でも解説しておりますので、こちら宜しければご参照ください。

それではまた!

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