平泳ぎはクロールに次いで一般的な泳法として知られています。
小学校でも、必須な場合がほとんどではないでしょうか?
さて、今回はそんな平泳ぎのコツについて書いてみたいと思います。
少しでも参考になれれば嬉しいです。
目次
かえる足を覚えよう
平泳ぎのキックは複雑で非常に難しいです。
既にクロールがある程度泳げて、かえる足の習得ができれば、手の動きなどはそこまで難しくないので、足を重点的に練習しましょう。
1.膝を曲げて引く
まずは膝を曲げてタメをつくります。
本当は写真を撮って説明したいのですが、一人でしたので、絵で書いてみました。
(へたくそですみません。。。何度も書き直したのですが、本気出してこれでした。写真撮ったら差し替えます。)
平泳ぎのキックを後ろからみた絵です。
膝を曲げ、かかとがおしりにつくように引きつけます。
この時に、膝と膝の間隔はだいたい拳2つぶんくらい空けます。
多くの方は膝と膝の間隔が開きすぎてしまうので、外側に足、内側に膝が来るように注意しましょう。
逆正座(女の子座り)のような内またのかたちになります。
内側のくるぶしが、進行方向後方に向くようにすると、水を強くとらえることができるでしょう。
また、引いた時に足首をしっかり返しましょう。
返さない状態をあおり足といいますが、最初にあおり足になってしまう方がほとんどです。
この状態ではスイミングスクールなどでも合格はもらえません。
また、膝を引いた時に、へその方まで引かないよう、股関節は伸ばしたままにしておきましょう。
2.膝を伸ばす
引きがしっかりできたら、今度は膝を伸ばしましょう。
1で行ったように、膝と膝との間隔がちょうど良い間隔になっていれば、膝を伸ばしてもちょうど良い足の開きになっているはずです。
だいたい肩幅くらいか、肩幅より1、5倍くらいの広さで足を広げ膝を伸ばしましょう。
このときの注意点は、1でかえした足首をまだ戻さないこと!
足首をまっすぐにしてしまうと、膝を伸ばした時にしぶきが立ってしまいます。
しぶきがたたないように足を伸ばしましょう。
3.足を閉じる
開いた足を閉じましょう。
このときにようやっと足首を元に戻し、リラックスしてけのびと同じようなかたちになります。
この1.2.3の手順でキックを行います。
まずはビート板などを持ってゆっくり行いましょう。
このかたちをそれぞれスムーズにできるようになりましょう。
キックが沈んでしまう理由
キックの練習をしている際に、足が沈んでしまう方多くいらっしゃいます。
キックが沈んでしまう理由として最も多いものは、
1の膝を曲げて引くの時間が長すぎる場合です。
水泳は膝を曲げると重心が下にいってしまうので、沈みやすいです。
膝を曲げて蹴るのですが、これを素早く行わないと、沈んでしまうますので、引いて閉じるまでを1秒程で行い、
身体ぎ沈む前に蹴っちゃうイメージで素早く行いましょう。
次に多いのは呼吸が浅い場合です。
水泳は呼吸が浅いと肺が十分に膨らまず、沈みやすくなってしまいます。
顔をつけてキックの練習をする際は深く息を吸って、風船(肺)を膨らませた状態で行うようにしましょう。
4.足を閉じたら、2,3秒気をつけでとまる
平泳ぎのキックで大切なことは、しっかりとのびること。
足をひいて、溜めた力で一気に水を挟み込み、足をそろえた状態のままその余韻で進んでいることが綺麗なキックの状態です。
蹴り終わったら2,3秒気をつけの姿勢で止まってから、もう一度膝を曲げてキックするようにしましょう。
グライドキックの状態で7mくらいまで進むことができれば、OKです。
平泳ぎの手の動きを覚えよう
キックができたら、次は平泳ぎのストロークです。
顔を上げ呼吸するのと同時に、円を描くように水を掻き、手のひらと手のひらを胸の前で合わせましょう。
その後頭をしまうタイミングと同時に腕を前方にしまいましょう。
クロールよりも呼吸はしやすいと思います。
手足のタイミング
最後に手と足を合わせてみましょう。
まずは呼吸し、手をかきます。
手のひらと手のひらを合わせ、呼吸が終わって頭をしまい肘を伸ばすと同時のタイミングで、足を引きキックします。
ポイントは手足が一緒にならないこと。
呼吸している最中はまだ足は引かずに、気をつけの状態で待っていましょう。
9割の方が呼吸とキックを同時に行ってしまいますが、これではあまり進みません。
必ず手足ばらばらです。
キックが終わったら、2秒けのびの姿勢で気をつけで待ちましょう。
呼吸&ストローク
↓
キック
↓
伸び(2秒)
この順番です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
簡単ではございますが、平泳ぎの泳ぎ方のコツについてご説明させていただきました。
少しでも皆様の参考になれれば嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
動画でも解説しておりますので、良かったらご参照ください。