4種目のなかで最も難しいとされているバタフライ。
成人の方でも、泳げない方という方も多いようです。
バタフライは英語を直訳すると「蝶」
ちょうちょのように両手を広げて泳ぐ泳法です。
今回はそんなバタフライについて綺麗に泳ぐためのコツをご紹介したいと思います。
参考になれれば嬉しいです。
目次
ドルフィンキックの蹴り方
まずはバタフライのキック「ドルフィンキック」の蹴り方についてです。
蹴り上げ
両足をピタリとそろえてキックしましょう。
足が少しでも開いてしまうと、かっこ悪いキックになってしまいますので、気をつけましょう。
蹴り方については図にして書いてみました。
(バタフライキック.図1)
ポイントはまず、しっかりと頭をしまうこと!
頭をしまわないと腰が沈んでしまいますので、常に耳の後ろで腕を組んで、頭がそこからでないよう、注意しましょう。
蹴りだしの膝の角度はだいたい45度~90度前後で、足先は水面の外に出るようにしましょう。
膝や足首には力はいれずにリラックスして蹴るようにしましょう。
蹴っている時もしっかりと両足をそろえて、開かないよう注意してくださいね。
バタフライのキックを練習している方は、クロールは既に泳げるという方がほとんどだと思いますが、
イメージ的には、クロールのバタ足を両足揃えて、大きめに蹴るというイメージで最初はいいと思います。
蹴りおろし
(バタフライキック.図2)
蹴りおろしはモモの力で膝を振り下ろし、スナップで足先を下へ叩きつけます。(ドンっていうキックの音がします。)
膝のスナップ、足首のスナップを使って蹴りましょう。
このときに蹴りが浅いとあまり進まずうねりができません。
足先が一番水深の深いところにくるように蹴り、その勢いでお尻が水の外に出るように蹴りましょう。
リズムを保ちながら、これを繰り返す
1、2、1、2と頭の中で数えます。
同じ一定のリズムでキックしましょう。
下まで蹴り下げたら、そこで止まってしまってはいけません。
蹴ったらすぐに上げ、足は常に動いている状態です。
手をつけてみましょう。(ストローク)
それでは上記のキックに手をつけてみましょう。
バタフライでは、2回のキックにつき、1回ストロークします。
手のタイミングは、「1、2、1、2」と頭の中で数えて蹴っているキックの「2」のタイミングと同時に両手をかきます。
そして、次の「1」タイミングと同時に前方に手が前に戻るようにします。
しっかりと水を後ろまでかいたら、両手を水の外に出し、空中から手を前に戻します。
このときに肘が曲がらないように、また、戻す手を水にひきづらないように注意しましょう。
手を戻すのは最初非常に難しいですが、意識しすぎてあまりにも高く水の上にあげすぎてしまうと、疲れてしまうので、
手を上から戻すというよりは横から戻すような意識で戻すようにしましょう。
前から見て手の甲が見え、親指が水面を向いているようにしましょう。
もうひとつ、姿勢を保つポイントとして、戻ってきた手は耳の後ろで止めるようにしましょう。
バタフライは膝を曲げてキックするので、頭があがったり、頭でうねりを作らないように。
頭はぶらさず、腰でうねります。
呼吸をつけてみましょう。
では呼吸をつけてみましょう。
バタフライは平泳ぎと同じように、前をむいて呼吸する泳法です。
前を向く分、そのあと身体が沈み込みやすくなりますので、毎回呼吸ではなく、2回に1回呼吸がおすすめです。
1.キック→2.キック&ストローク→1.キック→2.キック&ストローク&呼吸
の繰り返しです。
このときに呼吸はあまり高く上がり過ぎないようにしましょう。
上手な人は水があごに擦るくらいしか顔をあげません。
また呼吸が終わったら、先に頭が入ってから、手を戻すようにしましょう。
いつまでも前を見ていると、ブレーキになってしまいますので、両手で頭に蓋をするように手を戻しましょう。
バタフライに有効な練習方法
バタフライに有効な練習方法をご紹介します。
ビート板でキック
顔を上げた状態で、ビート板を持ってキックの練習をしましょう。
自分がキックした音がちゃんと聞こえるか、またその音が一定のリズムかを確認しながら、キックしてみましょう。
片手バタフライ
両手で手をかくよりもリズムがとりやすいです。
片手でしっかりと手足のリズムをマスターしてから、両手のバタフライに臨みましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
毎度絵が下手ですみません。笑
(初心者向け)バタフライを綺麗に泳ぐコツは??でした。
参考になれれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。